<Header>
<Author: 杜牧>
<Title: 江南春>
<Format: 七言絕句>
<Year: 2000>
<BookName: 校注唐詩解釈辞典>
<Translator: 松浦友久>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 江南（かうなん）の春（はる）>
<BookPage: 430-432>
<UsedPage: 3>
<Feature: 1, 2, 4>
<End Header>
<Poem>
千里鶯啼綠映江，
水村山郭酒旗風。
南朝四百八十寺，
多少樓臺煙雨中。
<End Poem>
<Translation>
江南では、見はるかす千里の彼方、鶯が鳴き、草木の新緑は紅の花にてりはえて、まさに春たけなわである。江辺の村にも山間の村にも、酒屋の青いのぼりが春風にはためいている。思えば、かつて華麗な文化を誇った南朝の世、この地には四百八十の寺院がその栄華を競っていたものだ。往時の数知れぬ堂塔が、今もなお、けむるような春の霧雨の中に$幻のごとく$かすんでいるかのようだ。
<End Translation>
<Formatted Translation>
江南では、見はるかす千里の彼方、鶯が鳴き、草木の新緑は紅の花にてりはえて、まさに春たけなわである。
江辺の村にも山間の村にも、酒屋の青いのぼりが春風にはためいている。
思えば、かつて華麗な文化を誇った南朝の世、この地には四百八十の寺院がその栄華を競っていたものだ。
往時の数知れぬ堂塔が、今もなお、けむるような春の霧雨の中に$幻のごとく$かすんでいるかのようだ。
<End Formatted Translation>